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買取実績
書籍、本、折手本、拓本
2019.06.19

書道の買取り/加賀市/原色法帖選/掛け軸

書道の買取り/加賀市/原色法帖選/掛け軸
書道の買取り/加賀市/原色法帖選/掛け軸
買取品目書籍、本、折手本、拓本
住所石川県

書道買取り専門の「すみのあと」です。本日は石川県金沢市で書道の買取り、査定に行ってきました。石川県加賀市は小松市、福井県あわら市、坂井市、勝山一に隣接し、30年以上硯、掛軸等の査定、買い取りをしています当社も呼んでいただける地域でもあります。大聖寺駅付近を通りますとやはり九谷焼を思わずにはいられません。古九谷廃窯後、京都から青木木米を招き加賀地方を中心に興った春日窯を中心としたやきものを「再興九谷」と言いますが骨董、古美術業界でも九谷焼はトップクラスの知名度と人気を誇り、現在でも浅蔵五十吉、吉田美統、徳田八十吉などは人気作家として認知されており、特に徳田八十吉の群青色を基調とした釉薬で色彩を調節した現代的な作風は海外でも評価され重要無形文化財「彩釉磁器」の保持者に認定されております。

そういった石川県加賀市から買取り、査定の対象となりました書道具は書籍(本)です。お持ちになっていた方はお亡くなりになり、ご族との査定、買取りになりました。地元で書道教室をされている方だったようで大量の硯、書籍、掛け軸をお持ちなっていました。書道教室を運営される手前墨、硯、掛け軸を大量に所持されている書道家の方は多いです、生徒さんが多いからでしょうか。高額な書道具ではありませんが熱心に書道を教えていたからこそこれだけの書道具があるのでしょう。また地元の小学生を中心に書道を教えていたせいか、かつて子供たちが遊んでいた玩具、お菓子などが残っており当時の賑やかさが伝わってくるようでした。掛け軸も生徒さんのためにご自身が揮毫された書作品が多く、書道に対する、生徒に対する熱意は遺品を通して伝わってくるものですね。

画像の書籍は「原色法帖選」(二玄社)です。最近原色法帖選の案内が続きますが(笑)それだけ当時は人気があり、内容も美麗なオールカラーで持っているだけで幸福になれる希有な書籍です。仕事柄現役の書道家の方ともお話させていただく機会がありますが往時の二玄社の全集は人気がありなかなか見つからない、と愚痴をこぼされる書道家の方もいらっしゃいます。原色法帖選のオールカラーの作品を見ながら自身の掛け軸を見比べてみたいと熱意のあるお話が印象的でした。原色法帖選のような名作がまた出版されることを期待します。有難うございました、次世代の書道家に繋いでいきたく思います。

 

書道買取り専門「すみのあと」では原色法帖選、掛け軸の買取りを強化しております。

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