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買取実績
和紙、宣紙
2019.12.05

宣紙の買取/文京区/和紙

宣紙の買取/文京区/和紙
宣紙の買取/文京区/和紙
買取品目和紙、宣紙
住所東京都

書道具買取門の「すみのあと」です。東京都文京区から書道具(宣紙、和紙)の買取り、査定のご案内です。文京区は東京23区内に属し千代田区、台東区、豊島区、北区、新宿区、荒川区に隣接しており杉並区の荻窪駅そばで35年以上硯、掛軸などの査定、買取りをしています当社もよく伺わせていただく地域でもあります。文京区は昔から「文の京」と呼ばれるほど東京大学を始め、大学などの行政機関が多い一方閑静な住宅街も多く、明治時代より森鴎外、夏目漱石が住んでいた文化度の高い街でもあります。また文京区は江戸時代より武家屋敷も多く水戸藩の徳川家屋敷があるなど徳川家にとっても重要な拠点でもありました。文京区は江戸期より武家屋敷、商家などが立ち並ぶ要衝でもあります。かような地域には古い書道具、茶道具、古美術品が存外あります。今回当社をお呼びいただけたこともそういった地域の特性がふんだんに発揮された結果かもしれません。

そういった文京区から査定、買取の対象となりました書道具があります。所持されていた方はお亡くなりになりご遺族との査定、買取となりました。文京区で仕事をされながら余暇の時間で書道をされていた書道家の方だったようです。お部屋も整然とされていて硯、墨、筆、和紙、印材などは整然と置かれており几帳面な書道家の方だった雰囲気が伝わってきました。また水滴、硯箱、文鎮、筆架などの書道用品も一か所にまとめられておりました。書道具は小さいものが多いですが整然と並べておくと可愛らしい小道具にも見えそういった調度品としての愉しみ方もあるかもしれません。日本人は古来より物を大事にする文化が脈々と受け継がれてきました、そういった日本人の精神があるからこそこういった書道具を大事にされる御遺族の方、書道家の方からご相談をいただけると思っております。また普段仕事をされながら書道、茶道などの「道」を究める文化活動はなかなかにしんどい作業にも思えますがそういった活動を愉しんでされる方も存外いらっしゃいます,そういった勉強熱心な姿勢は遺品を拝見させていただくたびにこちらも書道具を通して勉強させていただく気持でもあります。

また書道は硯、墨、筆、和紙などの文房四宝があれば始められますので作法や道具類が非常に多い茶道に比べて存外入りやすいジャンルかもしれません。画像の宣紙は画仙紙同様、書画紙の中でも高級な部類に入り宣州(安徽省宣城市涇縣)で製作されていたものを地名をとって宣紙と呼ばれるようになりました。宣紙にも様々な種類が存在し最高級と言われる紅星牌などは現在でも書道家の間で非常に人気があります。また文化革命期頃の紅星牌は数も少なく他の紙に比して虫食いも少なく丈夫で長年南画家や水墨画をされる方にとって珍重されてきました。しかしながら1990年代以降他国のメーカーが参入し大量生産に近い宣紙が増えたことは歴史の事実でもあります。また紅星牌以外にも五星牌、三星牌、金星牌など様々な宣紙が製作され往時の書道家に人気を博してきた歴史があります。

また和紙も同様、宣紙は保存状態が肝要で長い間部屋の片隅に放置したままですと風化、直射日光などにより虫食いやヤケが目立ちます。時代のある和紙は使いようもありますが年月が経つとヤケが目立つことはよくありますし仕方ないことなのかもしれません。しかしながら時代の経った紙は墨の乗りが良くなるともいわれておりますがこういったところは墨にもいえます、質の高い書道具は年月を経てさらに効果を発揮するという点では時代の流れにより味わいが出る骨董品に近いジャンルかもしれません。ある書道家は宋時代の墨を好んでいたようですが突き詰めるとそれくらいの時代を求める話にもなりそうです、墨も和紙も使用すれば消えてしまうものなので質の高い書道具を使用するにはお金もかかりますので誰でもできる、というわけにはいきませんが最高級の和紙、墨、硯、筆を使用することにより書道家のモチベーションも相当高くなりそれが作品に生かされるのであればむしろ喜んで買い求めていたことかと思われます。

宣紙にはそういった背景がありますがご興味のない遺族の方にとってはそもそも紙でしかありませんので売っていいものなのか?あげていいものなか?捨てていいものなのか?まったく判断がつかないこともよくわかります、そういった時に当社を呼んでいただければ及ばずながらこちらでどういった書道具なのかご説明することはできます。ものの正体がわかって良かった、と言ってもらえることはこちらにとっては伺った甲斐もあります。また遺品整理、終活、コレクションの処分をお考えの書道家、御遺族の方からこういったお話をいただきますとまた査定という形を借りて書道に関するお話ができますことは愉しくもあります。宣紙、和紙、墨などは消耗品の立ち位置でもありますがお話をいただければこちらからお伺いしお話をさせていただきたく思っております。時代のある書道具は見ていて楽しいものです、ありがとうございました、次の世代の書道家につないでいきたく思います。

 

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