硯の買取り/宇都宮市/書道具

書道具買取り門の「すみのあと」です。栃木県宇都宮市から書道具(硯)の買取り、査定のご案内です。栃木県宇都宮市は栃木県の真ん中に位置し同県の県庁所在地でもあり鹿沼市、日光市、下野市、真岡市、下都賀郡壬生町、さくら市などに隣接し杉並区の荻窪駅そばで35年以上硯、掛軸などの査定、買取りをしています当社もよく伺わせていただく地域でもあります。宇都宮市は関東平野北部に位置し歴史もあり古代に蝦夷地平定のために宇都宮に来た豊城入彦命が開祖と伝えらえておりその後赴任した宇都宮氏の直轄地として繁栄したところから「宇都宮」の地名が由来となったようです。またたびたび戦火にもさらされており明治維新では戊辰戦争の拠点および戦場となり日露戦争では大日本帝国の師団が置かれ太平洋戦争では大規模な空襲も受けております。かように惨禍に見舞われいる宇都宮市ではありますがそれだけ日本の地域の中では重要な拠点でもあった証左でもあります。またそういった地域は古来より王侯貴族、政治家が身を寄せていた時期もあります。そういう状況であると硯、墨などの書道具は中国がそうであったように高貴な人間の所有物でもありましたので宇都宮市にお呼びいただける根拠、理由もわかる気がいたします。

そういった栃木県宇都宮市から査定、買取りの対象となりました書道具があります。所持されていた方はお亡くなりになりご遺族との査定、買取りとなりました。宇都宮市でサラリーマン生活をされながら書道をされていた書道家の方だったようです。宇都宮市は台風などの被害が最近多いですが土地も広く宇都宮駅は栄えており仕事終わりに書道教室に行くには過ごしやすい環境かもしれません。拝見した硯、墨、筆、和紙などの書道具はだいぶ使い込まれており熱心に書道をされた形跡があり水滴、硯箱、文鎮などの書道用品も硯箱の中に収納されており書道教室にそのまま行けるようにされていたのかもしれません。こういった熱心な書道家の方は存外多く書道用品を常に枕元に置き師匠の手本帖を繰り返し研究されていた方も多くいらっしゃいます。かの村上三島も戦時中空襲を受けながら折手本を片手に臨書を続けていたと聞きます。そういった書道家の執念が奇跡的な書道作品を製作する根拠になったことかもしれませんね。やはり書道は「道」の文化ですので師匠との関係が重要です、師匠の掛軸作品を何点も所持されている方もよくいらっしゃいます。書道家では西川寧、青山杉雨らも強固な関係の師弟として言われておりますがそういった関係は日本全国の書道家でもあったことかもしれません、似た関係でいえば茶道、華道も同じかもしれません。やはり「道」と称する以上先人の偉大な教えをいただくわけですから一筋縄には受け継ぐことはできないのではないでしょうか。

画像の硯は端渓硯ですが、端渓とは中国広東省のそばを流れる西江支流から名づけられました。唐時代から有名だった端渓硯は往時の書道家、蒐集家に大変な人気を博した過去があります。中国4大硯と言われる端渓硯は様々な採石場があり、老抗、麻子抗、宋抗、梅花抗など様々です。特に老抗の硯は最も人気が高く良質な石が採れることで有名です、現在は閉鎖されており市場価値も高まっております。また良質な硯は水につけることで鋒鋩の良い硯は水をはじくのでそれを鑑定材料にされる書道家の方もいます。また水につけることで金線、氷列紋などの景色がよりはっきり見えますので硯を水につける方は良くいらっしゃいます。もともと端渓硯は何万年も経た良質な石と水でできていますので原型はそういった鑑定が必要な書道具かもしれません、そういった歴史を踏まえ往時の日本では端渓硯が大変な人気で日本各地で売られておりました。そのほとんどが新端渓と呼ばれるものでしたがそれでもなかなかの値段で売られており現在から鑑みますと隔世の感もあります。

端渓硯は墨がおりやすく硯面の鋒鋩がよく珍重されてきた歴史があります。また硯も墨で使用し続けるとだんだん鋒鋩がすり減ってきますが自身が愛好してきた硯を所持されている書道家の方は砥石を使い硯の機能を復帰させていたようです。使い込まれた包丁が砥石を使うことによって輝きを増すことに似ているかもしれません、また摩耗したからこそ新しいものを買うのではなく使用し続けることによって味わいも出ますしそういった連綿とした再生の活動が日本人が物を大事にする文化の中心にある精神かもしれません。明治期の野良着がぼろ布として近年脚光を浴びていること似ています。

画像の硯はそこまで使いこまれた形跡はなく、恐らく手軽な大きさであることや景色が良いから手もとに置いておきたくて購入された硯かもしれません。また硯に限らず墨、筆など書道具は小さいものが多いので気に入ったらついつい買ってしまうかもしれません、特に骨董品が好きな方に多いことですが同じようなものを延々と買い続けることが好きな蒐集癖のある方は存外いらっしゃいます。また新端渓は全国各地でよく催事が行われており多くの書道具店、書道用品店で販売されていたのでその気になればいくらでも購入することができたことも蒐集に拍車をかけた一因かもしれません。こういった状況は骨董品にも同じことが言えます、平和島、東京ドームなどで展開されている骨董祭から神社の露店もそうですし最近はフリーマーケットでもそうですが骨董品を買おうと思えばいくらでも場所はありますね。

今回ご依頼いただいた御遺族の方にとってはこういった硯が価値があるものか?売れるものか?あげていいものか?判断に迷われ当社を呼んでいただきました。購入された方はもちろん価値がわかったうえで購入されたと思いますがこういった、ある意味特殊なジャンルのものは詳しい人間がいないと正確に評価できないものでもあります。そういった意味で当社をお呼びいただけたことは大変感謝しております。また遺品整理、終活、蒐集品の売却などでも当社はよく呼んでいただいております。ご自宅に眠っている価値の分からない書道具等がありましたら是非お声掛けください。このような思い入れのある硯を次世代に繋いでいくお役にたてたらと思っております。

 

 

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