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主な買取作家

鈴木翠軒

鈴木翠軒(春視)は明治22年愛知県渥美郡に生まれます。小学校の教員をしてましたが周囲の勧めにより丹羽海鶴に師事し書道の人生に舵を切ります。愛知県から豊島区巣鴨に居を構え比田井天来にも師事を受け小学教本も揮毫します。泰東書道院の理事審査員になり、公職を辞し国定手本の揮毫に専念します。50歳を過ぎて銀座三越で個展を開きますがもともと病弱だったせいか作品は同期の中林悟竹に比べると寡作にも思えます。その後戦災で家財、硯、掛け軸などの書道具を焼失するという、憂き目にあいます。ですがその後「千幅会」「日本書作院」「青雲会」などの組織を立ち上げ精力的に書道活動を邁進させます。80歳を過ぎたころに日展を辞し千紫会を結成します。しかしこの頃から神経衰弱も患います、その後 勲二等を授与されますが米寿記念開催展の翌年に87歳で心不全のため逝去します。

杉並区で30年以上買取、査定をしていますが鈴木翠軒の掛け軸を始めとした書道作品に出会えることは仕事冥利に尽きます。作風を見るだけで鈴木翠軒の掛け軸作品だとわかる書道家はそうはいません。

書道の世界を教本を使って正しながらも鈴木翠軒自身の書道作品は「高雅」であれ、という独特の矜持を持っており、その書風は「翠軒流」と呼ばれ現代の書壇にも影響を与え続けております。王義之の伝統的な書風を維持しながらもそこから「逸脱」し続ける書風はまさに「鬼才」の名に恥じない書道家ですね。当時から青山杉雨も西川寧も鈴木翠軒を「天才」と称していましたがその鈴木翠軒が見出したもう一人の天才が殿村藍田というところも一殿村藍田ファンとしてはうれしい限りです。書道会の重鎮西川寧は鈴木翠軒に以下の弔辞を送っています。

 「その一ひら一ひらがあなたの一ふで一ふででした その一ひらが水に落ちて忽ち生き物と化します。その一ひらが新鮮な姿で見事にも身をかわして鮎のように走っていきます。これは私にとって世界の最も根源の動きとしか思えません。」

 鈴木翠軒も西川寧も大変壮大なテーマで書道作品に向き合っていたのだなと思います。少しでもこの境地を理解できればと思います。

 

書道買取専門「すみのあと」では鈴木翠軒の作品(掛け軸、額、色紙)の買取を強化しております。

 

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 参考文献 鈴木翠軒の書 教育書籍