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主な買取作家

宇野雪村

宇野雪村は明治45年兵庫県美方郡大庭村(現新温泉町)に生まれます。兵庫県は杉並区で30年以上掛け軸、硯などの買取、査定をしています当社も出張買取で伺うことがあります。同時代の書家は青山杉雨、西川寧、浅見筧洞、梅舒適、金子鴎亭らがいます。20歳で御影師範学校を卒業し教員の道に入りつつ上田桑鳩の弟子となります。その後比田井天来らの下で「大日本書道院」に参加します。25歳にして上田桑鳩が創立した「健筆」の理事となります。30歳ころから東京に居を構え上田桑鳩らと書壇の行く末について議論を交わします、その上田桑鳩の家に住みながら43歳にして大東文化大学の講師になり、44歳にして師匠の後を追うように日展を脱退します。

56歳のころ上田桑鳩が逝去し、奎星会の代表となります。61歳にして大東文化大学教授、全日本書道連盟理事に就任します。70歳の古稀記念の後31回奎星展に「MO」(妄)を出品します。72歳にして毎日芸術賞を受賞します。平成7年に83歳で逝去します。紫綬褒章受勲。

宇野雪村の掛け軸、色紙作品は観れば前衛書道の作風とすぐわかり、その書道作品は「アクションペインティング」と呼ばれる、絵画、芸術の様式かと思われます。前衛書道の師匠である上田桑鳩の作風を意識しつつも新しいジャンルを切り開こうとした熱意が見え隠れします。とはいえ宇野雪村は硯、墨などの書道具もかなり拘っていたことも有名です。書道に対する熱意は他の書家も認めていたはずです。そして保守本流の青山杉雨、西川寧と反目していたかというとそんなこともなく古稀記念には青山杉雨も出席し宇野雪村にある種の羨望を込めた以下のような祝言を述べております。

「ずっとお互いに書を書きながら、大分宇野さんと私の距離が開いちゃった。宇野さんが左翼、右翼、向こうのほうにいると私は右翼か左翼で一番端のほうにいる。宇野さんが一番新しいとすれば私は一番古いほうかもしれない。まさに古いです。」

上田桑鳩という革命児と行動を共にした以上だいぶ苦労はしてきた人生ですが宇野雪村の遺した掛け軸、額作品などの書道作品は今でも書壇に影響を与え続けております。

 

書道買取専門「すみのあと」では宇野雪村の掛け軸作品の買取を強化しております。

 

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